蒲郡 医療 補助金|災害時医療等継続支援事業費補助金-可搬型蓄電池
2026.01.27 医療・福祉・公共 管理人

© Re 2026 執筆:株式会社Re 髙橋|読了目安:約4分
「バンッ」という音と共に、診察室が静まり返る。
もし、電子カルテの画面が真っ暗になり、患者様を待たせたまま再起動に1時間を要するリスクを感じているなら、この記事が解決策になります。蒲郡市の「医療等継続支援」という制度は、全国でも珍しいその不安を解消する現実的な一手です。
この記事で分かること:
① 蒲郡市の制度(最大100万円)で導入のハードルを下げる方法
② なぜ、定置型や一般的な電源では「精密機器」を守り切れない場合があるのか
③ 現場の負担を最小限に抑え、確実な電源確保を実現する手順
まず結論:制度の要件と「落とし穴」(ここだけ先に)
- 補助率:対象経費の1/2(可搬型蓄電池の単体導入は上限100万円)
- 対象:蒲郡市内の医療機関(病院・診療所)
- 可搬型蓄電池の主な要件:容量1.6kWh以上+UPS(常時インバータ給電方式等)の仕様を満たすこと
- 申請期間:2025年8月27日 〜 2026年2月27日
- 年度内完了:2026年2月28日までに事業(設置)の完了が必要
※最新の要綱・様式・要件は上記の蒲郡市公式をご確認ください(年度途中で更新される場合があります)。
医療機関において、一瞬の電圧低下(瞬低)や停電は、診療データの損失だけでなく「患者様からの信頼」を損なう重大なリスクです。蒲郡市では、こうした事態を防ぐための「災害時医療等継続支援事業費補助金」が整備されています。
停電で「本当に止まるもの」:まず守るべき優先順位
院内のすべてを一気に守るより、まずは止めてはいけない業務に電源品質を集中させる方が、現実的に進みます。
※「長時間停電」だけでなく、落雷や工事事故などの瞬断・瞬低でも発生します。
可搬型蓄電池に特化した「制度活用」のポイント
健康推進課の制度を活用すれば、単体導入であっても経費の1/2(最大100万円)が支援対象となります。
本制度は、医療機関が災害時にも医療提供を継続することを目的としています。特に注目すべきは、工事不要で導入できる「可搬型蓄電池」が明確に対象となっている点です。
支援制度の概要(可搬型蓄電池 単体導入)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象施設 | 蒲郡市内の医療機関 |
| 補助率 | 対象経費の 1/2 |
| 上限額 | 100万円 |
| 申請期間 | 2025年8月27日 〜 2026年2月27日 |
※制度の詳細や最新の要綱は、蒲郡市公式ホームページ(健康推進課)をご確認ください。
申請〜導入の流れ(年度内完了まで)
- 院内ヒアリング:守る対象(受付・電子カルテ・ネットワーク等)を整理
- 見積・要件確認:容量(1.6kWh以上)/UPS方式(常時インバータ給電等)を満たす構成か確認
- 交付申請:購入・契約・発注の前に提出
- 交付決定:交付決定後に事業着手
- 導入(設置):院内の運用に合わせて最小構成から開始
- 実績報告:写真・領収書等で報告
・申請の締切は 2026年2月27日
・事業(設置)完了は 2026年2月28日 まで
※院内稟議・調達のリードタイムを考えると、2月後半は“滑る”リスクが上がります。余裕を持った段取りが安全です。
医療機器を守る「電気の質」:パーソナルエナジー・ポータブルが選ばれる理由
電子カルテや検査機器には、単なるバッテリーではなく「0ms(無瞬断)」で切り替わる品質が不可欠です。
非常用電源にはいくつかの選択肢がありますが、医療現場特有の「精密さ」と「スピード感」を考慮すると、その評価は大きく分かれます。
医療現場における電源確保の比較評価
※評価軸:【無瞬停】切替ラグなし 【波形品質】精密機器への影響 【導入速度】工事の有無 【柔軟性】移設やレイアウト変更への対応
| 比較項目 | 非常用発電機 | 一般的なポータブル電源 | 定置型リチウムイオン蓄電池 | 可搬型UPS「パーソナルエナジー・ポータブル」 |
|---|---|---|---|---|
| 無瞬停 | × (数秒〜の停止) | △ (機種により瞬断が発生する) | △ (構成により切替が発生する) | ◎ (0ms / 無瞬断) |
| 波形品質 | △ (電圧変動あり) | △ (機種により矩形波・疑似正弦波) | ○ (正弦波) | ◎ (常時インバータ給電) |
| 導入速度 | △ (要大規模工事) | ◎ (即日利用可能) | △ (要電気工事・基礎) | ◎ (コンセントに繋ぐだけ) |
| 柔軟性 | × (固定設置) | ◎ (手軽に移動) | × (固定設置) | ◎ (キャスターで移動可) |
定置型蓄電池は、容量面で大きな利点がありますが、設置には電気工事や適合確認が必要です。また、停電時の切り替えは構成・機種によって挙動が異なるため、医療機器の運用では「瞬断が許容されるか」を事前に見極める必要があります。
対して、当社が提案する可搬型UPS「パーソナルエナジー・ポータブル」は、医療機器が求める電源品質を重視しつつ、工事制限のあるテナントビル等でも即座に導入できるのが強みです。
「パーソナルエナジー・ポータブル」の要点(仕様の“最短理解”)
ここでは「医療の現場で止めない」に直結する要点だけをまとめます。詳細仕様はメーカー公式でご確認ください。
| 要点 | 0ms(無瞬断)での給電切替を前提に設計 |
|---|---|
| 給電方式 | 常時インバータ給電(電源品質を安定させる考え方) |
| 導入 | 工事不要(現場導線を崩さず「最小の一手」から始めやすい) |
| 運用 | 院内の優先順位に合わせて再配置しやすい(レイアウト変更に追従) |
| 制度要件の確認 | 制度要件(容量1.6kWh以上+UPS方式)を満たしています |
- 根拠データ:蒲郡市リーフレットでは、可搬型蓄電池に「容量1.6kWh以上」+「UPS(常時インバータ給電方式等)の仕様」を満たすことが示されています。※市リーフレット(PDF)参照
- 実務ポイント:補助対象外を避けるため、交付申請は「事業着手前」に行います。院内の決裁・調達リードタイムを逆算し、期限内完了までの工程を組みます。
- 再現性:特殊な電気工事は不要です。今お使いのコンセントと機器の間に置くだけで、その日から保護が開始できます(運用設計は機器構成に合わせて調整)。
よくある質問(院内で止まりやすいポイントだけ)
Q1. 申請は誰が行う必要がありますか?
原則は医療機関側の申請ですが、制度上「補助対象設備を販売する事業者による申請手続きの代行が可能」とされています。段取りを含めて負担を減らす設計が重要です。
Q2. いつ発注して良いですか?
交付申請は事業着手(購入・契約・発注)の前に行う必要があります。順番が逆になると補助対象外になり得ます。
Q3. まず何から守るのが現実的ですか?
最初は「受付・会計」「電子カルテ」「院内ネットワーク(ONU/ルータ等)」のセットが鉄板です。ここが落ちると診療の復旧が遅れ、患者対応の混乱が増えます。
Q4. 定置型や発電機があれば不要ですか?
長時間停電への備えとして有効な一方、瞬断・瞬低や切替挙動は構成次第です。「瞬断が許容されない機器」がある場合は、電源品質の設計を分けて考える方が安全です。
Q5. 稟議で添付できる公式資料はありますか?
あります。市リーフレット(PDF:表・裏)は院内共有・稟議添付に向いています。
院内共有・稟議添付用: 蒲郡市 災害時医療等継続支援事業費補助金 リーフレット(PDF)
蒲郡市の医療機関の皆様へ
「自院の機器構成で制度が適用されるか?」という確認から、私たちがサポートいたします。
- 申請期限:期限に間に合わせるため同じ蒲郡市内からすぐ駆けつけます
- 所要時間:約60分
- ご準備頂くこと:保護したい機器を教えてください
※初回ヒアリングおよび概算シミュレーション作成に費用は発生しません。
