新電力への切り替え、今こそ再検証を。「大手」に戻す選択肢も含めた中立診断
2025.12.16 省エネ・コスト削減 管理人
Re 2025 執筆:株式会社 Re編集部 | 読了目安:約3分
数年前、「電力自由化」の波に乗り、多くの企業様がコスト削減のために新電力（PPS）へと契約を切り替えられました。
しかし、昨今の燃料費高騰や市場価格の乱高下により、その状況は少しずつ変化しています。
「契約した当初より、燃料調整費が高くなっていないか？」
「契約先の電力会社が事業撤退や倒産をしないか心配だ」
このようなご不安を抱えながらも、日々の業務に追われ、契約をそのまま更新し続けてはいませんでしょうか。
本日は、私たちが提供する「完全中立な電力契約サポート」について、その裏側にある考え方をお伝えします。
「安さ」だけで選べない時代の到来
かつては「新電力＝安い」が常識でした。
しかし現在は、電力卸売市場の価格に合わせて料金が変動する「市場連動型プラン」などの影響で、「気づかないうちに大手電力会社よりも割高になっていた」というケースが見受けられます。
また、電力会社の経営体力も重要です。
帝国データバンクの調査によると、2024年3月時点で撤退や倒産に至った新電力会社は累計100社を超えているとの報告もあります。
ある日突然「供給停止」の通知が届き、慌てて割高な緊急プラン（最終保障供給）を受けざるを得なくなる……といった事態は、事業継続（BCP）の観点からも避けなくてはなりません。
Reの「新電力切替サポート」3つの特徴
私たちは単なる「新電力の代理店」ではありません。
お客様の利益（コスト削減と安定操業）を最優先にするため、以下のスタンスでサポートを行っています。
1. 社内で厳選比較！「大手」に戻す提案も辞さない
当社の最大の特徴は、複数の新電力会社から相見積もりを取れるだけでなく、「地域の大手電力会社（旧一般電気事業者）」への切り戻しも選択肢に入れている点です。
もし診断の結果、新電力の経営リスクが高かったり、価格メリットが薄れていたりする場合は、正直に「大手電力会社に戻した方が安全で安い」とご提案します。
特定の会社を売るノルマがないため、100%お客様側に立ったアドバイスが可能です。
2. 「今の契約」の答え合わせ（効果検証）
「削減シミュレーション」は契約前に行うものですが、私たちは「契約後の効果検証」を重視しています。
現在の契約が、当初の想定通りにコストダウンできているか？ 隠れたコストが発生していないか？
まずは現状の明細書を分析し、「今のままで良いのか、変えるべきなのか」をご一緒に確認します。
3. すべて無料。その理由は「その先」にあります
この診断・提案サービスは、すべて無料で提供しています。
「なぜ無料なのか？ 裏があるのでは？」と聞かれることがありますが、理由はシンプルです。
私たちは、電力契約の見直しを「お客様との長いお付き合いの入り口」と考えているからです。
契約の最適化でコストが下がったら、次はその浮いた予算で更なる「空調の省エネ化」や「可搬型・産業用UPS」へとステップアップしていく。
そうして、お客様の施設が将来的により強く、高収益な体質に変わっていくお手伝いをしたいのです。
そのための信頼関係を築く第一歩として、まずはリスクのない「契約診断」からお役に立ちたいと考えています。
コスト削減は、利益創出と同じ価値があります。
まずは現状の「健康診断」のような気持ちで、お気軽にご相談ください。
【参考文献・出典】
・帝国データバンク：「新電力会社」事業撤退動向調査（2024年3月）
https://www.tdb.co.jp/report/industry/5mwc1cunt7/
・資源エネルギー庁：電力の小売営業に関する注意喚起
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/hanbai/