トークライブ書き起こしvol.5 粟田隆央②『震災、原発事故、橋の下世界音楽祭』

2018.05.19 ライブ書き起こし 管理人

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開発後に起きた東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故

それでやってみたところ、かなり面白い装置でして、自分で言うのも何なんですが無茶苦茶性能が良すぎまして、性能が良すぎたのは良いんですが、リッチに作っちゃったもんですからえらい高い値段になってしまいまして、これ売れんなということでどうするべと言っていた時に、1月なんですけど。まさかこの時に東日本大震災とか原発事故が起きるとは思っていませんので、どこに売ろうかと言っていた矢先に震災と原子力の事故が起こりました。

やっぱり福島の事故というのは、私は神戸なものですから、今から20年前に実家が全壊していますし、えらい目に遭うわけなので、地震があったときに復旧するとか、元の暮らしを作るとか、どれだけえらい目に遭うか身をもって知っていますので、東北なんて失礼ですけど、そもそもかなりやっぱり寒いし辛いところだと思うので、5年や10年で何とかなると思えん、大変だな。と思っていたら矢先に3日後くらいに福島原発が水素爆発するということが起こって、やっぱり共感というよりもとにかく怒りが沸き起こりまして。

電気のためにお前ら命を捨てるんじゃねえぞって。

ただ私電気のことがものすごく好きなものですから、電気をこんなに粗末に扱うものじゃないっていう怒りがすごくありまして、この祝島でたまたまやっていた時に映画監督の鎌仲ひとみさんという人と仲良くなってですね、たまたま鎌仲さんが神戸に来た時に、今日もですけど酒を飲んでました。

酒を飲んでいた席に井上玲さんという絵描きの人がいて、怒っているんだという話をしてて、どうにもならないくらいの怒りがあると。で「今後じゃあどうするの?」という話になって。

”いや、ぼくは今後誰にも言わないけどオフグリッド、太陽光だけで電気を作って、その作った電気が原子力発電なんかよりもクリーンというか質の高い電気で、かつ停電なんか絶対にしないし困らない電気を私が作るんだ”

ということを話していたところ「じゃあモデルになってくれ」と。何のモデルになったかと言うと、背中に太陽を背負うということで、これ本当は刺青を入れようかと思っていたんですが家族に止められまして、文字を書いてもらうということでこの時に太陽を背負って今に至っていまして。

なのでどこに行っても今日は雨が降っていますけど、もう止んでいると思いますけど、不思議なことに私が行くところは結構雨が降らないというのも、たぶんこういうのがあるのかなって。

まあ太陽を背負って何をやったかというと、太陽を電気に変える革新的な技術を当たり前のものにしていこうというのが当社のミッションだと思っていまして。

橋の下、タートルアイランド、永山愛樹

それをやっていくんだと思っていたところ、ここは名古屋なんですが、今から4年前、今年で5回目になるんですけども、お隣の豊田市というところで橋の下世界音楽祭という祭りをやっています。

この2011年の事故があって、翌年の正月くらいに主催者の永山愛樹というタートルアイランドというバンドをやっているヴォーカルの兄ちゃんがやってきまして、同じことをやっぱり思っていたわけで、ものすごく腹が立つなぁと。

音楽フェスなので電気を当然使うんですけど、発電機とか電力会社の電気ではなくて、「オレ達の祭りはオレ達がそこの場所で作った電気で音楽をやりたい」ということで力を貸してほしいということだったんですが、企業として協賛とかではなくて、そんなせこいことを言わないから「タートルアイランドのメンバーにしてくれ」と、電気担当のメンバーになりまして、橋の下世界音楽祭に関してはどうも初らしいですけども、祭り会場のすべての電気を太陽光発電でまかなうという無謀な試みを行いました。

これ昨年の映像となりますけども、初年度はかなりひどい、ひどいというかやったことがないんですから、太陽光パネル740枚を運びまして、このパーソナルエナジーが何と36基並べまして、金額に直しますとえげつない話になるんですけど約1億6000万円くらい個人で負担して突っ込みました。結構えらい借金になったわけですけども、おかげさまで借金も返せましたので今ここに立っているわけですけども。

やってみてですね、電気は要るんですけども、使い方というか、使う人たちに向かないとそういう意味が伝わらないのかなという風に最近は感じています。

で、すいませんちょっと宣伝になりますけども、今年も5月の27、28、29と豊田スタジアム横の矢作川の豊田大橋の下で3日間、橋の下世界音楽祭というのをやります。今年は全部をオフグリッドというわけではたぶんないと思うんですが、メインステージに関しては全部私たちが責任を持って全部パーソナルエナジーで最高の電気を供給します。

昨日ちょうどそのシステムの試作があがりまして、ちょっと昨日は気分が良かったんですが、コンマ1ごとに出力の調整ができるシステムを今回作っていまして。というのはミュージシャンごとに楽器というのは電圧で音がものすごく変わるものですから、それぞれに合わせた電圧を作るっていうのがたぶんこれが初めてになると思いますけど。

最初はその永山愛樹と怒り爆発で始めて祭りが終わった瞬間に停電が起こって、停電が起こったら大乱闘が起こってって大変なことになったんですけど、まあそれから反省したというか怒りじゃなくてみんなに喜んでもらおうと、ここの場所に来て良かったなというか、来てること自体をもう1回喜んでもらうことを主目的にやっています。

「時代に流されるな魂に流されろ」そんな感じでやっているんですけども、もしお時間ありましたら、これ入場無料でやっていましてすげ~貧乏です。ですのでご協賛とか食料とか投げ銭といって来られた方の志で千円とか1万円とか頂いたもので純粋に成り立っている、たぶんこんなことやっているところは他にないと思うんですけど、絶対面白いですのでぜひお越しください。

 

橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT ASIA 2018
2018年6月1日(金)2日(土)3日(日)開催決定!!

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