リチウムイオン電池関連火災 令和5年は過去最多の167件(速報値)
こちらの記事は、過去に掲載した記事の続編です。
▷▷ 2024年4月25日掲載-ポータブル電源の事故に注意!リチウムイオンバッテリー火災は直近3年で3倍、2021年は21件
東京消防庁の発表によりますと、リチウムイオン電池関連火災状況(過去10年間)によると、令和5年度では167件(速報値)発生し、過去最多となっています。
負傷者は14名、発生した火災の約15%が部分焼以上の延焼火災に拡大しています。
❒東京消防庁-リチウムイオン電池搭載製品の出火危険
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/lithium_bt/index.html?fbclid=IwY2xjawEvQt9leHRuA2FlbQIxMAABHfX6mCCrTd2FIW5Wwo8VO9a4NFIZ-nnW93DsSMrSLYpODaZ23z1Rsn9mrg_aem_3Zx9JJPq4dpOONljYWiSxQ
この167件という数字は、あくまで発火原因がリチウムイオン電池と特定された件数のため、携帯電話やモバイルバッテリー、ハンディ扇風機といった我々がよく目にし使用する製品、そしてリチウムイオン電池を搭載している家電製品からの発火統計はなされていません。
その要因として、過去の記事にも掲載しておりますが、リチウムイオン電池の内部短絡による火災の場合、電池が激しく損傷、炭化してしまったために原因の特定までは至らないケースがほとんどであるからです。
BCP対策において、業務用ポータブル電源を選ぶ際の重要なポイントも過去に掲載しておりますが、今一度掲載して周知させていただきます。
▷▷ 2024年4月26日掲載-BCP対策として業務用ポータブル電源を選ぶ際に重要なポイントとは
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