停電(災害)対策を理由に蓄電池を導入するのは大きな間違い

2019.10.10 ブログ 管理人

千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号以降、主に停電対策として住宅用蓄電池の導入に関してとても多くのお問い合わせをいただいております。

その際、いろんな観点からお話をさせていただくので毎回長電話になってしまいますが、結論として蓄電池の導入はほぼすべての方が見送られます。

今後もお問い合わせが増えることが予想されますので、予めこちらに我々の考えをシェアさせていただきます。
ご縁があってこちらに辿り着いた方は、少々長くなりますがこちらをご覧になっていただいた上で、お問い合わせ頂けますと幸いです。

1.住宅用蓄電池の機能を把握してから導入を

今回の千葉県を中心とした大停電において、エヌエフ回路設計ブロック社が製造している「スマートスター/エネパワボ/DMM.make smart/NX3098/ブルーブスター」の問題が取り沙汰されています。

・太陽が昇ってきて発電しても充電しない
・電力会社が復旧しても動かない
・停電復旧したら逆に止まった

せっかくの蓄電池が何の意味もないのですが、これは欠陥品でも何でもなく、使用者責任として扱われます。製造したメーカーに非はなく、技術的にはわかりきったことなのですが、所謂営業マンとエンドユーザー間の「言った言わない」の問題になってしまいます。

しかしながら、その営業マンがこうした機能的な部分を理解していない場合がほとんどで、営業マンも「知らない」から「言えない」のです。

具体的には、蓄電残量0%になった場合、それでも尚放電しようとしますので、過放電により停止します。こうなったしまった場合、再起動では起動せず、サービスによるメンテナンスを必要とし有償対応となります。そしてその費用を営業マン(販売会社)かエンドユーザーどちらが負担するかはメーカーには関係ありません。

つまり、蓄電残量が少なくなった時に、使用者が停止する必要があります。

面倒ですか?わからないですか?
であれば、導入しなければ良いだけの事です。

2.停電対策用に200万円を払う必要があるか?75万円だとしても。。。

当社の販売価格の場合、最も高いもので200万円(税抜)します。安いもので75万円(税抜)。
㈱Re 販売価格一覧表 191004

例えば夫婦と子供2人いたとして、近くのビジネスホテルに一泊いくらで泊まれますか?
200万あるとしたら何泊できますか?75万でもです。
電気もあって風呂も入れてプライベートも確保できるホテルに。
多少遠くても電気もあって風呂も入れてプライベートも確保できるのなら、十分ですよね。
もしご実家や親戚、頼れるご友人がいれば、そちらの方へ。

住宅用の蓄電池は、停電時に特定の回路にしか限られた電力を供給できません。(スマートスターやニチコンの全負荷供給製品もある)

さて、そんな製品に停電(災害)対策として75万円~200万円払いますか??

ちなみに、これだけの予算でどれだけのUPS(無停電電源装置)が買えるか調べてみてください。

また、念の為にお伝えさせていただくと、オフグリッド独立電源システム「パーソナルエナジー」は蓄電池ではありません。住宅用蓄電池と同列で検討できる製品ではありませんので、念の為。

3.じゃあ何のために蓄電池があるのって。。。

今のところ、固定価格買取制度を利用して太陽光発電をされている方が、買取10年を終了した後の買取価格が8円前後になりますので、だったら余剰電力を蓄電池に貯めて使った方が得だねということで採用される場合がほとんどです。

理由としてはそれぐらいで、もちろんオフグリッドはできません。

 

ということで、ここに来て猛烈な台風19号が日本列島に向かっています。

千葉県を中心に台風15号で被害を受けたエリアでは、もはや「非常事態宣言」レベルです。空振りは結果論ですので気にせず、台風19号からは逃げた方が賢明です。

遠方にご実家やご親戚、ご友人がいればそちらへ、当てがないなら西日本へ旅に出るぐらい、今回の台風19号はそこに居ない方がいいです。 一家の大黒柱も、踏ん張り切れる相手じゃありませんので、家族の命を守るのが一番。ここは判断すべきとこです。

兎にも角にも、命が一番。ご無事を祈っています。

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